テスト
経済学(正確に言うとファイナンス)を勉強すればするほどお金がいらなくなる矛盾 - 節電対応中
要約
入社式から葬式までに必要なコストとリスクを積み上げるとその間に必要なキャッシュフローが計算できる。そして、その額は標準的なサラリーマンの場合(適切にコストとリスクを管理すると)、平均年収よりも明らかに小さい。
前置き
ネットを始めてわりとすぐに黒木掲示板に出会い、それからずっと経済学をコツコツと勉強し、ついには経済学の教科書*1を買う段階までようやく到達し(=買ったけどほとんど勉強してない)、それに比べればファイナンスの方は全然勉強してなくて山形先生のうけうりなわけですが(まあごく一部のファイナンスの専門家を除けばネットのファイナンス関係の言説で山形先生よりも優れたものなんてほとんどない*2のでまあ専門的に勉強するつもりがないのでこんなもので良いかなと思っているわけですが)、勉強するうちに分かったことがあります。お金はそんなには要らないんです。
本文
以下、期待効用関数は自分についてだけ考えます(=独身者あるいは子供のいない共働き(DINKS)家庭*3と考えても良いです)。かつ、都市生活(しかも東京近郊)を前提にします。
あれ、割引済み現在価値が出てこないぞ。まあ出すと難しくなるからこれでいいや。
えっと、市場の不完全性については無視の方向で。
問題
以上の議論をfhvbwxに適用する場合に最も非現実的な部分を指摘せよ。