シグルイ経済学

世間はバーナンキ議長就任で祝っているようですが、ここは天の邪鬼なへそ曲がりですから。
というわけでシグルイ経済学でございます。おのおのがたシグルイの経済学でないことにご用心召されよ。
皆々様には周知の事実であると存じ、いまさら言うまでもござらぬが、シグルイの最重要要素を端的に示しているのが以下の引用文でござる。

失うことから全ては始まる。
正気にては大業ならず。
武士道はシグルイなり。
不屈の精神を持った剣士にあっては
自己(おのれ)に与えられた過酷な運命(さだめ)こそ
かえってその若い闘魂(たましい)を揺さぶり ついには…

今回のテーマはこれを学問の道ひいては経済学に適用致すことでござそうろう。

失うことから全ては始まる。
正気にては大業ならず。
学問の道はシグルイなり。
不屈の精神を持った学者にあっては
自己(おのれ)に与えられた過酷な運命(さだめ)こそ
かえってその若い闘魂(たましい)を揺さぶり ついには…

かのイギリスの高名な物理学者スティーブン・ホーキングを例に挙げれば読者の皆様方にも容易にご納得いただけるものと存じます。

経済学

さて、この理論を経済学者に適用してみます。といってもなにかを失っていたり、過酷な運命を与えられている経済学者をご存知の方は少ないでしょう。そこで、何名かの例をあげてみたいと思います。

  • ベン・バーナンキ世界経済の新皇帝

そうです。髪が薄いほど偉い経済学者になりやすいのです!
中略

Acknowledgement

本論考を執筆するにあたり、先行研究としてhttp://d.hatena.ne.jp/yukihonda/20051227#p1での本田由紀氏、稲葉振一郎氏、田中秀臣氏の議論から重大な示唆をいただいた。髪の毛の量は社会科学者にとって重要な問題であるという問題提起がなければ本論考は成立し得なかったであろう。この場を借りてお三方には御礼申し上げたい。
以下は後で。