続・就職サイト問題
拡散しちゃってますが。とりあえず。
mopparaさんのエントリー
http://ameblo.jp/moppara/entry-10011515977.html
http://d.hatena.ne.jp/moppara/20060419/1145428483
Googleと就職サイトを同時に批判するという立場は(その批判が正当であるかどうかはさておけば)整合性が取れているのではないかと思います。日常生活でたとえるなら便利な道具(ナイフとか)は危険でもあるという思想ですね。
まとめの最後で指摘したのは普段Web2.0(あるいはGoogleなどの便利なWebサイト)を賞賛している人が(内部の人間の意志の介在しない)利便性を理由に就職サイトを批判するのはおかしいのではないかということです。もちろん、リクルートとGoogle(あるいははてな)は違いますから、その違いを元に片方だけを批判するというのはありだと思います。オフで言えば道具の利便性と危険性を天秤に掛けて比べるというのは正しいと思いますが、一方の利便性を賞賛して、他方の危険性を強調するのは整合性が取れていないと思うのです。
Googlezon
Googlezonはオルタナティブな存在(ライバルといった方が分かりやすいですね)があれば基本的には個々人の自由意志と自己責任の問題だと考えています。ライバルもGooglezon 化した場合は困りますけど、それが市場原理というものです。その場合、あきらめるかニッチを選択するかは今の段階では答えが出せません。まあ、今のところあきらめるよりですね。
この辺はid:ryozo18さんとかが良く釣れるテーマだったんだけどなあ。惜しい人を亡くしました。
就職情報の大学間格差生成装置としての就職サイト
あと、大本の文章自体が誤解を招きやすいので(私も一瞬騙されました)、それについての誤読の責任はmopparaさんにはないかと。
というか、無条件で肯定している人は大丈夫ですか?
http://d.hatena.ne.jp/utsutsu/20060420
やっぱり、新卒用サイトを批判するならこの形式だよなあ。
http://www.kakihara.org/blog/archives/000085.html
古いエントリーですが、Webによって就職活動の「ブランド志向」が促進化されたという話。
http://d.hatena.ne.jp/SIM/20060419/p1
重要。
これが一般的な話なら企業から送られてくるメールの数をもとにした議論は成立しないことになります。
http://d.hatena.ne.jp/chem-duck/20060416#p1
chem-duckさんのエントリーを忘れていました。ごめんなさい。
第一段落はすごく重要。そういうシステムが出来ないのは経済学的原因(参入障壁の存在、低需要)があるからなのか、それともそういうシステムを作るのが難しいから出来ていないのか。
http://blog.livedoor.jp/nonaiscope/archives/50592637.html
学歴というよりも偏差値=大学入学までの努力として評価するべき論。
その他
大本の話題から離れていますが。
だれか
東大生が「三流企業からもメールがたくさん来て困る。就職サイトはもっとスクリーニングするべきだ」と主張してみてくれないかなあ。