ハンカチ王子が教えてくれたこと
それは真夏の甲子園で真っ昼間に野球をするものではないということです。
少なくとも、ハンカチ王子についてのエントリーを書くブロガーは真っ先にそのことについて書くべきです。もちろん、あなたがスポーツという大義名分の名の下で若者が汗を流すこと*1は当然であるとお考えでしたら、話は別ですが。
補足
真夏の甲子園で真っ昼間に高校野球をやらなくてすむようにするためにはどうしたらよいのかを片手落ちの議論にならないよう考えなければならない。そのためには次のような可能性が考えられます。
- 時期をずらす
- 時間をずらす
- 場所をずらす
- 日程を延ばす
- 夏の高校野球を廃止する
残念ながら、一番目は現実的ではないです。これ以上遅らせることは高校三年生の野球部員の引退時期を遅らせることになり、プロ野球入りや野球推薦で大学入りをするごく一部の高校球児以外に不利益をもたらすことになるからです。
二番目は現実的です。必要なのはナイターの経費*2ぐらいであり、高校球児の迷惑にはなりません。NHKが反対する可能性があるのが微妙ですが。
甲子園の土が死語になるぐらいの話で開催球場の変更は現実的に考えるならばベストのはずです。最近は北海道や東北にプロ野球チームが出来たので難しいことではないはずです。*3
いろいろ考えると一番反対が少なそうのが日程の延長ですかね。もうちょっと休養日を入れるだけでも故障者はだいぶ防げると思うのですが、ハンカチ王子の悲劇は避けることが出来ません。