イソタゲについて

近年イソターネット上、または雑誌媒体等での、イソタゲに関する記述が、誤っているものが目立つようになりました。
その多くは、情報や認識の不足であると思われますが、中には明らかに故意に歪められているものもあると判断せざるを得ません。
しかるに、リフレ派が誰もイソタゲについて解説していないという事実に気付きましたので、まことに僭越ですがイソタゲについて解説させていただきます。

イソタゲの歴史について

長いので省略。

イソタゲとはなにか

国際規格ISO12800シリーズ、およびISO12800にしたがった経済政策のことを意味する。ISO12800シリーズとは中央銀行が行う金融政策、それをサポートするために財政当局による財政政策、中央銀行中央政府による協定、およびそれらの元になる経済についての統計データと統計手法について国際的な規格として望ましいルールを定めた物である。イギリス規格BS0800を元にしているが、国際規格として制定される段階でアメリカによる大幅な修正がなされた影響で、2003年現在ではBOEですら95%しか達成されていない*1

具体的内容

世界的に共通した経済政策の指標として経済成長率と消費者物価上昇率を採用したことが特徴である。したがって、消費者物価上昇率を基準として経済政策を行うインフレターゲット政策いわゆるインタゲはイソタゲの下部概念である。
(中略)
ISO12800シリーズによって採用された季節調整手法X11-R681やその後継であるX11-R7は全く新しい季節調整法として著名である。
(略)
ホアンチョルサン編「ISO12800」韓国銀行印刷局出版(2006)の抜粋

*1:なおその他の主要中央銀行の達成度はECBは86%、FRBは65%、韓国銀行は15%、日銀は-30000%となっている