国民的論議は深まらないが

誰も言わないようなので僭越ですが私から述べさせていただきます。
田中先生みたいな厨房は相手にしない方がいいですよ。*1

真面目に

そもそも国民的論議なんて物自体が不必要です。まあ民主主義的じゃないですが、金融政策の決定プロセスから国民が排除されている以上、もし国民的論議をするならば中央銀行と政府との関係*2についてでしょう。それはもちろんリフレ政策とも関わってくることですが、必要十分条件じゃないです。
現実的には政治家の口先介入に日銀は大きく影響されるので、政治経由で国民の声が届くといっても良いのですが、それってさすがに良くない状態ですよねと。政府と中央銀行がアコードを結んで公表、納得できなければ政治的プロセスで解決という形の方が良いと思うのですが、こういう結果としてのインタゲ派っていないんですよね。
いい加減為にする議論はやめた方が良いとは思うんですが、現状代替案を出せないんですよね*3。でも、やっぱり対象とすべきアンチリフレ派でも経済学に無関心な人でもなく、経済にちょっと関心がある人々じゃないかなあと考えています。

ブックマーク

tonmanaangler 経済 議論してもどうせ結論は出ない。それよりも自分達の主張を一般人にもわかりやすく説明をしてくれるブログがもう少し増えることを期待。

至極まともなご意見ですが、bewaadさんのところの分かりやすい説明でも駄目ならもうどうしようもないのではないかと。

stage6

stage6みたいな高画質の動画配信サイトがあるわけですから、授業を録画して配信したらいいんじゃないかなとは思いますが、やっぱり権利関係が厳しいですよね。それでも大学サイドにデメリットはないので、クリアは難しくないと思いますが。

結論

以上のように国民的論議は深まらないがという問題に解決の糸口は見えない。僕らは国民的論議を探しているのだろうか。それとも…哀しい愛の亡霊を探しているのだろうか…寝られない夜がまたやってくる。駆け抜けてみるか今夜!

一般人向け結論

リフレ政策について、我々はもっと考えていかなければならないのではないでしょうか。

*1:一応補足:徳保さんは前から田中先生の熱心な読者で分かっていてやってます。というか、その辺も含めて好きなんでしょうね。ただ、田中先生のことを知らずに議論を始める人がたまにいるので。

*2:むろん中央銀行が政府と独立していた方がいいのは経済学的には確かですが、いくらなんでも独立しすぎでしょう

*3:ちょっと前は麻生太郎という代替案があったんですが、全然受け入れられませんでした