矢野さんと世界的スナイパーのなれそめについて

承前(ちなみに、2006年4月11日には耳が聞こえなくなったようです。きっと、イヤーマフなしで銃声を聞きすぎたのでしょう)

ベトナムで活躍した最強のスナイパーボブの父親は第二次世界大戦硫黄島で戦った英雄だ。そんな父の部隊が戦利品として、ある日本軍将校の軍刀アメリカに持ち帰る。長い月日が経ち、その日本軍将校の息子矢野が隠遁生活中のボブのもとを訪れる。「父の形見であるあの軍刀を探しているのです」と。イラクで片目を失った元自衛官の矢野のサムライ然とした佇まいに感動したボブは軍刀を探し当てて、それを東京に出向いて矢野邸へと届けてあげるのだった。歓待されるボブ。しかしその軍刀は実はとんでもない代物であり、それをつけねらう悪いニッポン人がいた!

http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20080730

まあ、この後で矢野一家は惨殺されてしまうわけですが。
四十七人目の男[上] (扶桑社ミステリー ハ 19-14) (扶桑社ミステリー ハ 19-14)
本当、スティーヴン・ハンター先生何やってるんですか*1!とりあえず、スティーヴン・ハンター先生にはアメリカの荒山徹という二つ名を献上しておきたいと思うのですが、ご異議ありませんか。

*1:もともとスティーヴン・ハンター作品の訳は微妙(ことさらに間違っていると言うほどではないが、作品の良さを引き出しているとは言い難い)でしたが