続々はてな 「地球の大陸はかつては一つ(パンゲア大陸)だった」。小さい頃から、大陸が最初はきれいに一つだったと聞くと?な気分になります。陸地が集中してい・・

続報の後、プルームテクトニクスの紹介をされる方と疑似科学について指摘される方が回答されています。まさか、ここを見て書いたとも思えないので、上のエントリー二つ分が無駄になってしまいました。まあ、細かいところを突っ込んでみたくはあるのですが(観測データの裏付けがないというよりも観測データ(GPSで測定したところ、ある地点(プレートの境界付近だと地震との関係がややこしいので境界から離れたところ)が少しずつある方向に移動しているという話は一般常識として良いでしょう)から否定されていると言っていいと思います*1)、回答としてはこんなところなんでしょうね。

回答もどき

回答が終了したので、個人的な思いつきを紹介してみます。
氷河期の海水面を考えても、ここ数億年程度では海面の方が陸地よりもずっと広かったと考えられる。したがって、パンゲア大陸は現在の大陸の面積の和と同じぐらいの広さとすると(大陸移動説の結果から考えてそう無理はないと思う)、パンゲア大陸以外に陸地があったとしても大陸と呼べるほど広い面積になったとは考えづらい。ただ、これの弱点は面積で大陸かどうかを判定するというのは一般人には分かりやすいのですが、専門家にとっては受け入れがたいでしょう。(確かグリーンランドオーストラリア大陸よりも広い島のはず)
もう一つの思いつきとして、プリュームテクトニクスを前提として、大陸の移動速度(今の一番遅い大陸の移動速度ぐらいで大体良いのでは)と超大陸が形成されてからふたたび分かれるまでの時間(古生物学の結果から求められそうな気がする)を求めることで、超大陸以外に大陸があったとしても超大陸が分離するまでに合体することを示すというのも考えてみました。これは出てくる数字はかなり怪しげですが、一応定量的に結論が出せるのがうれしいです。

個人的意見

科学カテゴリーということで質問をしている以上、科学的な回答と非科学的な回答を同じポイントで評価しないで欲しい。質問者にとってはどちらでも面白ければそれで良いのだろうが、それ以外の人にとってはノイズが増えるだけでしかない。(もちろんはっきりとそのことを書いているならば非科学的な回答を求めるのも質問者の自由だろう)

*1:もちろん大陸移動説以外の説が否定されたからといって大陸移動説が正しいことにはならないが