リフレ派命名問題

あれからいろいろ考えてリフレーションインフレターゲット政策派を略して、「リン+タゲ派」(プラスは発音せず)というのが誤解を生まないのではないかという結論に達したのですが、いかがでしょうか。
そもそも、世間的に自民党の派閥政治解消が話題になっているこの時期にリフレ派などいかがなものかという声もあるようですが、あえて悪の組織こそが漢*1のロマンであると強く主張したい。人が群れることのどこが悪い。おまえらはモヒカンか!?(むしろリフレ派の方がモヒカン的傾向を有していることが面白い)
実際のところ派閥なんてイデオロギー(によって集まった集団)ではなく、人間関係で出来ているものだと言うことは大人の常識ですし。派閥解消を叫んでいる連中は政治家が小学校低学年の人間関係で動いているとでも思っているのだろうか。まあ、過去田中派の確立から竹下派の分裂までは派閥によるデメリットが大きかったので、派閥が無くなる利益は大きかったわけですが、小選挙区制の元では派閥の存在意義は非常に小さいので、放置したところで派閥は弱体化し、人間関係に基づいた単なるグループに落ち着くので、気にする必要もない。というか、他に大きな問題がいくらでもあるでしょ。まあ、あえて問題にするならば森派の一人勝ち*2二階グループの選挙による急増*3、旧宏池会が大連合して大宏池会を作ろうとしていたり(これもインセンティブがあるからやろうとしているわけでインセンティブを与えなければ良いだけ)、そして最大の問題の新人議員(いわゆる小泉チルドレン)が無派閥といいつつ派閥のようなものを作っていること。まあ、どうせ次の選挙までには淘汰されているから気にしなくて良いといえば気にしなくて良いのですが。
今回もリフレと関係なく、派閥政治について語っちゃってる。

*1:ポリティカルコレクトな男の表現。熱い魂を持っていれば性別は関係ない。

*2:ただ一見強固に見えるものの内部は一枚岩ではない(特に小泉首相のあたりが)ので気にすることもないかもしれない

*3:これも二階グループ自体がここまでは想定していなかった事象だと思われるので、ほっといて構わないのかもしれない(しかし、次の選挙はどうするつもりなんでしょうか、他人事ながら気になります)