「就職情報の大学間格差生成装置としての就職サイト」問題まとめ短縮版

論点

gachapinfanさんの論点を改訂。

0. 当該卒業論文およびそれに対する評価について
就活サイトに架空登録して得られたデータを卒業論文にすることについて
├学問的倫理に反するよ派(否定派)
|	└無批判に援用するのも良くないよ派(ウルトラ否定派)
├専門家の判断に任せるよ派(中立派)
|	└判断せずに援用するのは良くないよ派(部分否定派)
└どうでもいいよ派(スルー派)
1. 企業がスクリーニングの手段として学歴を用いることは妥当か
  1. 必要な人材をとるために有効か否か
  2. 社会にとって問題ないことか否か
  3. 企業の採用主権の範囲内か否か
  4. 改善策(または善後策)としては何が望ましいか
2. 就活サイトからの企業案内送付時点におけるステルス・スクリーニングは妥当か
就活サイトからの企業案内送付時点におけるステルス・スクリーニングは妥当か
├利用者を眩惑させるよ派(批判派)
└案内送付時点でのスクリーニングによって、情報格差を解決し、リアル就職活動のコストを削減するよ派(支持派)
	└デューディリジェンスすれば気づくはずだし、気づかない利用者は企業にとって有用でないよ派(ウルトラ支持派)
3. 就活サイトによる独立的作用の有無
  1. 「やったつもりになってほかに何もしなくなる」症候群の可能性
  2. 就活サイト経由以外の就職活動をすれば事態は改善するのか否か
  3. 就活サイトによるスクリーニング効率化がもたらす影響の有無
  4. 以前のオフライン版コネ採用ルートよりも多様な採用が実現される可能性の有無