自民党が参院選に勝つために必要な最小限度の内閣改造

このままだと、今の状態の野党*1に負けるというデフレ下の利上げ並みにありえないことを引き起こしかねない安倍内閣ですが、参院選で負けたところで大勢に影響はないとはいえ参院選に勝つために必要最低限の内閣改造を考察してみることにはそれなりに意味があるのではないでしょうか。なお、以下の改造後の閣僚候補は予測や推薦ではなく、たんなる例示に過ぎません。

厚生労働大臣:柳澤→厚労族なら誰でも

失言問題を抜きにすれば、専門外の分野でよく検討しているというか官僚の使い方がうまいと評しても良いのですが、参院選のことを考えると外さざるを得ないでしょう。
実のところ誰がやっても問題ないポジションではあったりしますが、これ以上の失言は命取りになりかねないことを考えると厚労族、特に旧厚生族出身者が適任かと思われます。

防衛大臣:久間→適任者なし

防衛庁昇格とか沖縄問題とか政治的問題が山積しているという時期が悪かった犠牲者という感じもしますが、選挙対策以前の問題ということで。
ただ、後任に適任者がいません。これは今までの防衛庁長官にほとんど適任者がいなかったあたりを思い出していただければ分かるように構造的問題なのでどうしようもありませんが。まあ、この上アメリカを怒らせても仕方ないので、その辺うまくやれる人が良いですね。

一杯いる補佐官とか特命大臣とか

ほとんどいらね。

財務大臣

この辺は説明しなくても良いですよね。
後任は竹中平蔵でいいや。

外務大臣

これも説明しなくて良いですね。失言怖い。
後任はこの改造案ならパーフェクトイングリッシュ尾身、派閥会長になっちゃったけど町村、世捨て人化してますが福田あたりですかね。

官房長官

これも説明(以下略)
後任は総理とうまくやっていけて、調整能力のある人なら誰でも。

総理大臣:安倍→麻生

これも(以下略)
ぶっちゃっけ、これだけで勝てなくもないような。

おまけ

中川政調会長もどうにかしたいところですが、閣僚だけに限定しておきます。

*1:勝つ要因ゼロ