現時点でパソコンを持ってない(+不慣れな)20代は珍しくないと思うについて

パソコンは過渡期の産物かもしれない

我が世の春を満喫していた汎用機がダウンサイジングでサーバーに取って代わられたように*1、PCもスマートフォンのような次世代の小型でコストの安いコンピューターに取って代わられるのではないかと思わなくもないです。ちょうど今の30代ぐらいのパソコンユーザーは良い時代でしたね。
同様にテレビゲームもそのうち取って代わられる存在なのかもしれません。それがオンラインゲームのようなゲームの延長線上にある物なのか、それとも別のエンターテイメントに取って代わられるのかによって全く話は違ってきますが。

彼我の差

オールドタイプはニュータイプの考えることは分からないし、ニュータイプはオールドタイプの考えることはわからんのです。

専用機ほど操作感のよくない DVD プレーヤーであり、音質のいまいちな CD プレーヤー兼高速高性能な CD チェンジャーであり、画質の悪いテレビであり、録画時間の短いビデオデッキである。

個人的には専用機より便利なDVDプレーヤー(ながらみがしやすいとか)、音質の十分なCDプレーヤー(まともなCDプレーヤーを買うぐらいの金でそれなりの音質のサウンドカードが買えますから)+こだわらなければ半永久的なジュークボックス、録画時間と画質のトレードオフを好きに設定できるビデオデッキですね。

misc

意外かもしれませんが、理学系(情報科学系除く)の人間の方が工学系(情報系を除く)の人間よりもコンピューターに習熟していたりします。というのはコンピューターに詳しい工学系志望者はほとんど情報系に進むのに対し、コンピューターに詳しい理学系志望者が必ずしも情報科学系に行くというわけでもないので*2。似たような話で理学系の方が平均的には工学系よりも英語が出来たりするんですが、それはまた別のお話。

下側の裾

ちなみに、下側の裾については学科によります。基本的には実験(もうちょっと正確に言うとコンピューターでデータ処理を行わなければならない実験(計算機実験を含む))がある学科はコンピューターを使わざるを得ませんので、一定レベル以下はいないと思います。
情報系>=情報科学系(応用数学系)>>(ソフトウェア開発技術者ぐらい取れて当たり前の壁)>>電子系>>物理系>(家にパソコンがあるのが当たり前の壁)>電気系>機械系>建築系>土木系>(ドングリの背比べレベルの壁)>数学、化学、生物、地学、材料、環境その他
平均で比べるとこんな感じですかね。最後の一群は比べるだけ無駄なレベルです。

*1:細かいことを言うと完全に代替したのではなく、汎用機も適材適所でまだまだ生き残っていますが

*2:正確に言うと分布の山自体は大体同じだけど、上側の裾が切れている感じ