日記/ブログの醍醐味


よくご存知の方に色々教えてもらえるのが日記/ブログの醍醐味
らしいので。

インフレ率の上方バイアスについて

要するに、総務省統計局の見解日銀職員(白塚重典氏)の見解のどっちが正しいのか?平成十二年基準改訂による影響、および現在の上方バイアスはどれぐらいなのか?

総務省統計局

なんで総務省統計局がCPIの上方バイアスはないよと言い張っているのかが分からないです。http://www.stat.go.jp/data/cpi/3.htmの主張が正しければ定量的な議論をして上方バイアスがないことを証明すればいいのに、なぜか定性的な議論に終始しています。少なくとも、数値的な根拠を出すべきかと。
例え上方バイアスが通常のインフレ率では無視できるぐらいの小ささだとしても、GDPデフレーターとCPIを比較すればCPIの上方バイアスが無視できないのは確からしいので、なおさら上方バイアスがないと言い張る理由が分からないのです。素人目には、予算要求ネタとしてCPIの精度向上を掲げるのは理にかなった戦略に見えます。というか、インフレ率が0に張り付いているというような特殊状況でもなければCPIの精度が問題になることはまずあり得ないので、今要求しておかないとCPIの精度向上の為の予算獲得のチャンスはないように思えます。

理科系馬鹿の発想

有効数字が一桁しかないものつかって経済かたんな、馬鹿!(年末で気が立っております)
解説しておくと指数自体は有効数字が3桁あるんですが、一年間の変化が百分の一もないため、一年間や月間でのインフレ率は有効数字が1桁しかありません。さらに、指数の変化が小数点以下第一桁に影響を及ぼさない程度の変化しかないと、0.0%などというふざけた結果が出てきます。総務省統計局は早急に指数を小数点第二桁まで公表すべきだと思います。(はたして小数点第二桁に意味があるかは疑問ですが)

誰も教えてくれなければ自分で調べるつもりなので無理して教えていただかなくても結構です。
いつの間にか単なるリンク集に。他にもありますけど、とりあえず優先すべきものから。